Hike×Hack

「人生をハイキングのように楽しむ」をモットーに、日々の気付きやライフハックについてお伝えしていくブログ

「日記的」って曖昧だ!ブログの語源「weblog」について調べてみてわかったこと。

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こんにちは! Hike×Hackのかけすけ( @kakesuke02 )です!

私はよく、「こんなサイトがおすすめ!」という記事を書きます。

ぴったりのAndroidアプリを探す旅に出よう!オススメのアプリ紹介サイト7選!

「タスク管理」に興味があるあなたへ! オススメのタスク管理系ブログ7選!

ぜひ読んでほしい!私が愛用しているライフハック系webメディア10選!

紹介するものはどれも、「私がオススメしたいサイト」で共通しています。ですが、これらの記事のタイトルに、私はある引っかかりを覚えます。

それは

「サイト?」

「ブログ?」

「webメディア?」

「Wow!! どの言葉を使おうか!?」

ということです。私としては、すべて「ブログ」に統一したいところなのですが。果たして、「ライフハッカー [日本版]」のようなサイトを「ブログ」と読んでいいものか。

いつも迷います。そして結局、「ブログ」を使わないタイトルにするのです。(「サイト」を使えば、たとえ「ブログ」であっても、間違いではありませんから)

それはなぜか。おそらく自分にとって、ブログとは「個人が自由に情報を発信しているもの」だという印象が強いからです。

もちろん、この考えが完全な正解でないことは承知しています。ですが。私のフィーリングが、曖昧な定義の上で、声高に叫ぶのです。

「ヒャッハー!これはブログだ!」

「ちょ待てよ!これはブログかぁ~?」と。

*

今日は、そのような自分の認識に打ち勝つために馳せ参じました。普段、当たり前のように考えている「ブログ」というものについて、改まって調べてみたのです。

≪1.「blog」=「weblog」≫

そもそも、ブログ……すなわち「blog」とは一体なんのことなのでしょうか。

「blog」とは、もともとは「weblog」という言葉からきています。

「weblog」から派生した、というわけではなく「blog」という言葉自体が、「weblog」の略ということになります。

つまり、「blog」について調べるには、そもそもの「weblog」という言葉を調べる必要が出てきました。

≪2.「weblog」の意味≫

blogがweblogの略だというなら。「weblog」とは一体なんなのか、ということが問題です。

「weblog」という単語について調べてみた結果、以下の3つの説明が気になったため、引用します。

1.『日外アソシエーツ コンピューター用語辞典』

(weblogの意味 - 英和辞典 Weblio辞書)

個人または非営利の組織が運営するウェブサイトで、

特定の主題分野の話題を日記のように

(毎日あるいは極めて頻繁に追加して)書き込んで行く一種の電子掲示板。

2.『Weblio 英和対訳辞書』

(weblogの意味 - 英和辞典 Weblio辞書)

ブログとは、特定の話題について書き綴った文章や感想、画像などを

時系列順に配置した日記的なウェブサイトのことである。

3.『IT用語辞典 e-Words』

(ブログとは 〔 ウェブログ 〕 【 blog 】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典)

個人や数人のグループで運営され、

日々更新される日記的なWebサイトの総称。

内容としては時事ニュースや専門的トピックスに関して

自らの専門や立場に根ざした分析や意見を表明したり、

他のサイトの著者と議論したりする形式が多く、

従来からある単なる日記サイト(著者の行動記録や身辺雑記)とは

区別されることが多い。

 

また、CMS(コンテンツマネジメントシステム)としての側面を重視し、

時系列にページの自動生成する機能や他のサイトの記事との

連携機能(トラックバック)、コメント機能などを備えたブログシステムで

運営されているものはすべてブログだとする立場もある。 

≪3.「日記的」という曖昧さ。そして自分との決着≫

取り上げた3つの説明に共通しているのは、すべてにおいて「日記のように」「日記的な」ということが言われている点です。

「日記”のように”」そして「日記”的な”」……どうやら、私が考えていた問題は思った以上に曖昧のようです。

また、『IT用語辞典 e-Words』によると、「どこからどこまでをブログにするか」については意見が分かれているみたいです

他にも、『日外アソシエーツ コンピューター用語辞典』には「個人または非営利の組織が運営するウェブサイト」とあり、これはつまり「営利目的の組織が運営するウェブサイトはブログにはなりえない」というのと同義でしょう。

*

結論として、「何をブログとするかは、意見が分かれている」ということは言えそうです。

つまり、ブログなのかどうかは、主観的な判断に左右されるということです。「日記」についての定義も人によって違いがありそうですから、ただ1つの「これがブログだ!」という基軸はないように思えます。

*

うーん、調べてみたら私の葛藤に決着がつくと思ったのですが。「サッと調べてサッと決着」だと思っていたのですが。

「なにがブログで、なにがブログじゃないの?」という疑問は私の想像以上に根が深いものだったようです。

定義に個人差があることがわかったため、この記事において「ブログってこうさ!」ということを私が結論つけることはできません。

*

ただ、私は調べたことによって、自分の中の疑問と一応の決着をつけることにしました

「ライフハッカー [日本版]」を例にしましょう。私は、「ライフハッカー [日本版]」を「ブログ」と認識することにします。

今日お伝えしたような葛藤を残すために、これまでの記事の「ブログ」「サイト」「webメディア」の表記を変えることはしませんが、これからは「ブログ」として、様々なサイトを紹介していこうと思います。

≪まとめ≫

■ ブログの語源・由来は何か。

■ 「日記的な」というひっかかり。

■ 曖昧であり、意見も分かれている。

――あなたの旅先案内人 かけすけ( @kakesuke02 )より